DISPAX-REACTOR DR
IKA DISPAX-REACTOR® DR 2000は、非常にファインなエマルション及びサスペンションの製造に使用される3ステージ・ハイシェアー・インライン分散機です。 チャンバー内に発生するせん断力が、モノマー及び高分子素材に劇的な質量移動の増加及び溶解速度の加速を作り出します。 3段のローター/ステーター (ジェネレーター)により、微細な液滴又は粒子サイズ、及びシャープな分布が得られます。 このプロセスが、特にエマルションの場合、1パスで混合物の長い安定性をもたらします。
DISPAX-REACTOR®インライン装置は、よく知られたULTRA-TURRAX® UTC及びUTLと同様に、シェアーの原理を使っています。 ミキシングチャンバー内の容量が最小限のため製品に対するシェアーが一定です。
断続プロセスの場合インライン機DRは、予備混合物が入ったバッチタンク、又は反応器に設置することができます。 混合物が分散機を通過する際に最適にホモジナイジングされます。
連続プロセスの場合混合される組成分は所定の量で機械のインレットに供給されます。 ここで、組成分は機械内部で完全に混合、分散、又はホモジナイジングされ、アウトレットから排出されます。
DISPAX-REACTOR® DRを多様なアプリケーションの要求に対応させるために、IKAでは各種ジェネレーターを取り揃えています。 標準のローター/ステーター(ジェネレーター)の組合せは、粗い、ミディアム、ファインタイプとなります。 この組合せにより、1パスで最適な分散結果と共に微粒子化が行えます。
ハイシェアー分散機DISPAX-REACTOR® DR 2000は、8種類のサイズがあります。 処理量は水の場合で、約80 (DR 2000/03)から最大 125,000 L/h (DR 2000/50)です。 すべてのサイズでローターの周速度は同じですので、信頼のおけるスケールアップが行えます。